本項ではAFCアジアカップ2007の予選について述べる。この予選は2006年に開催された。

本戦出場16チームのうち、4枠は開催国に割り当てられ、残る12枠が予選で競われた。前大会と異なり、前回大会優勝チームの予選免除はなされなかった(このため、日本も予選から参加した)。

全AFC所属46チームの内訳は以下の通りである。

  • 予選免除:4チーム(開催国)
  • 予選出場:25チーム(うち2チーム棄権)
  • 不参加:17チーム

出場辞退国

以下の16チームは出場を辞退した。

また 朝鮮民主主義人民共和国は、前大会の予選でホームゲームを正常に実施しなかったことへの処分として、今大会への参加権を剥奪されていた。

予備予選

第1戦は、2005年12月22日にバングラデシュのダッカで、第2戦は、12月26日にパキスタンのカラチで開催された。

しかし、最終予選参加予定だったスリランカが南アジアサッカー選手権での成績不振を理由に出場を辞退。結局、予備予選の結果にかかわりなく両国共に最終予選進出が決定。

最終予選

最終予選は2006年1月4日に抽選会が行われ、24チームが4チームずつ・6つのグループに分けられた(途中、グループD・レバノンが国内の混乱により棄権)。予選各グループ上位2チームが本大会に出場する。試合はホーム・アンド・アウェー方式で行われた。

勝ち点が並んだチームについては、当該チーム間の直接対戦の戦績を、グループ内での得失点差・総得点よりも優先して評価する方式が採用された。これが適用された一つがグループDの2位(バーレーン)・3位(クウェート)チームであった(グループ内での得失点差ではクウェートが勝っていたものの、直接対戦の結果がバーレーンに対して1-2であったため、バーレーンが2位となり本大会に進出した)。

組み合わせ抽選

最終予選の組み合わせのシード順は、前回大会(AFCアジアカップ2004)の成績をもとに決定された。

前回大会ベスト8止まり(準々決勝敗退)であった4チームは、準々決勝の試合結果により、ウズベキスタンとヨルダンが上位(PK戦で敗北)、大韓民国とイラクが下位(90分で敗北)とされた。またオーストラリアは前回大会に出場していない(当時はOFC所属だった)ため、ポット分けでは最下位と扱われた。

グループA

  • 日本とサウジアラビアの順位は、両チーム間での2試合の対戦戦績(日本 3 - 2 サウジアラビア)による。











グループB













グループC













グループD

  • バーレーンとクウェートの順位は、両チーム間での2試合の対戦戦績(バーレーン 2 - 1 クウェート)による。
  • 予選中、 レバノンはイスラエル軍の空爆による国内の混乱のため棄権(AFCは受理し、既に消化されていたレバノン関係試合を無効とし3チームによる予選となった)。






グループE

  • イラクと中国の順位は、両チーム間での2試合の対戦戦績(イラク 3 - 2 中国)による。
  • 予選7日目、シンガポール対パレスチナの試合は、ガザ地区における政情不安によりパレスチナ代表が国外へ移動不能になったため、中止が発表された。
  • イラクのホームの試合は全試合UAEのアル・アインで開催された。
  • パレスチナのホームの試合は全試合ヨルダンのアンマンで開催された。











グループF












出典


AFCアジアカップ2007 韓国がルールを破り、休憩する YouTube

SOCCER AFC Asian Cup 2007 infographic

【ver.オシム】アジアカップ 2007 日本代表 全試合ハイライト YouTube

2007 AFC Asian Cup Alchetron, The Free Social Encyclopedia

【2007年 第24回アジア野球選手権大会兼北京五輪アジア地区予選】 侍ジャパンと、ユニフォームと