川崎村(かわさきむら)は、かつて大分県速見郡に存在した村である。現在の日出町南側の沿岸部に当たり、その大字として現存する。
歴史
近世まで
中世には日出荘と呼ばれる荘園の一部であった。1601年(慶長6年)に日出藩領となり、日出城に近かったことから急速に発展した。
近代
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、川崎村が成立。1891年(明治24年)の人口は2,019人。
- 1911年(明治44年)7月16日 - 大字川崎に国鉄大分線(現在の日豊本線)日出駅が新設される。
- 1954年(昭和29年)3月31日 - 日出町・豊岡町・藤原村・大神村・川崎村の5町村が対等合併し、新町制による日出町となる。川崎村は日出町の大字となる。
交通
※消滅直前のデータ
鉄道
- 日本国有鉄道(国鉄)日豊本線 - 日出駅
道路
- 国道213号
参考文献
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 44 大分県』角川書店、1980年1月
関連項目
- 大分県の廃止市町村一覧




