ジャングルジャックは、かつて全日本女子プロレスにおいて、アジャコングを中心に活躍した日本の女子プロレスラーのユニットの名称である。後にOZアカデミー女子プロレスで結成されたジャングルジャック21についても説明している。
ジャングルジャック
来歴
1990年代初頭、ブル中野がリーダーを務める「獄門党」に在籍していたアジャが、ブルに反旗を翻し、同期のバイソン木村と共に結成。その後、高橋・神谷・伊藤が加入。獄門党との抗争を繰り広げる。この間、アジャはブルの持っていたWWWA世界シングル王座を獲得し、悲願のブル越えを果たした。
バイソンとのタッグではWWWA世界タッグ王座を2回獲得しているが、バイソン・高橋・神谷が相次いで引退した為、わずか2年弱でフェイドアウトのような形で解散。しかし、団体対抗戦突入以前の全女の盛り上げに貢献した。
メンバー
- アジャコング(リーダー)
- バイソン木村
- 高橋美華
- 神谷美織
- 伊藤薫
- 長谷川智香子
- メデューサ
楽曲
- 「炎の叫び」(ポニーキャニオン、1991年12月15日発売) 作詞:サエキけんぞう、作曲:羽田一郎、編曲:水島康貴、振り付け:SAM。カップリングは獄門党が歌う「鉄と鎖のレクイエム」。
ジャングルジャック21
来歴
2008年1月、アジャがOZアカデミー認定無差別級王座をカルロス天野に奪われたのを機に、ダイナマイト・関西を擁するOZ正規軍と尾崎魔弓率いる尾崎軍に続く第3の軍団を結成。後から合流する中川を除く4人で活動を開始するもチーム名が決まらない状態が続いた中、「自分がいるんだったら」と命名された。軍団闘争が軸となっている現在のOZと、当時の全女が似ている事と、松本が当時の伊藤と同じ立場であった事も、結成するきっかけとなった。
2009年2月5日にはアジャと松本が、8月16日には輝とAKINOが、OZアカデミー認定タッグ王座を獲得した。
2010年3月7日には、ジャングルジャック21の自主興行を開催。パッション・レッドとの対抗戦の他、オリジナル版ジャングルジャックから伊藤薫を迎えるなど、成功を収めた。
2011年4月10日には松本と中川が、OZアカデミー認定タッグ王座を獲得した。6月12日、東京キネマ倶楽部での2度目のジャングルジャック21興行開催が決定。当時OZアカデミータッグ王者だった中川・松本がプロデュースし、興行権を2人が所属するエスオベーションが持った。9月に輝と松本が正危軍に引き抜かれたことでOZの軍団闘争が「正危軍vs正危軍以外」に変化したためJJ21としての活動は事実上休止となった
2012年に輝の自主興行にて5人のJJ21が復活した。
メンバー
- アジャ・コング(親方)
- AKINO(キャプテン)
- 中川ともか(隊長) - 2009年8月2日にOZアカデミーの正規軍より移動
元メンバー
いずれも2011年9月23日を以って正危軍(旧:尾崎軍)へ移動
- 輝優優(リーダー)
- 松本浩代(エース)
自主興行
脚注
関連項目
- 獄門党




