ヘンリク・ポントピダンHenrik Pontoppidan、1857年7月24日 - 1943年8月21日)はデンマークの小説家。1917年度ノーベル文学賞受賞。

人物

デンマーク・フレゼリシアの牧師の家に生まれたが、聖職になるのを嫌い、大学で土木工学を修学する。しかし、土木業もやめ、デンマークの国民高等学校の教師になった。

その後文学の道に目覚め、1881年に『教会の舟』で小説家としてデビュー。代表作『約束の土地』などにみられるように社会の虚構を暴き、立ち向かう自然主義的作品で好評を博し、1917年、同じくデンマークの作家カール・ギェレルプと共にノーベル文学賞を受賞した。

主な作品

  • 『教会の舟』(1881年)
  • 『約束の土地』(1891年 - 1895年)
  • 『幸福なペール』(1898年 - 1904年)
  • 『死者の国』(1912年 - 1916年)
  • 『人間の天国』(1927年)

関連項目

  • ノーベル文学賞

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