鄭相昊(チョン・サンホ、朝: 정상호、1982年12月24日 - )は、大韓民国仁川広域市出身の元プロ野球選手(捕手)、野球指導者。
経歴
アマチュア時代
東山高等学校時代は高校一の打者として注目され、MLBのフィラデルフィア・フィリーズからの入団提案も受けた。しかし、結局国内リーグにとどまることに決め、新人選手の契約金としては金東柱と共に野手最高金額となる4億5000ウォンでSKワイバーンズに入団。
SK時代
2003年にFAで朴勍完が入団したため、彼のバックアップ捕手として出場を続けた。
2004年から兵役で3年間チームを離れることに。
2009年は、怪我で離脱した朴勍完の代役として指名され正捕手に抜擢された。同年は100試合に出場した。
翌年に朴勍完が復帰すると、すぐにバックアップ捕手に降格し35試合しか出場できなかったが6ホームランを記録した。さらに2011年にまたしても朴勍完が負傷し、正捕手に復帰した。
2012年以降は高齢の朴勍完に代わり趙寅成や李宰元といったライバル捕手が現れ、レギュラー争いが激化。しかし趙寅成がトレードで2014年にチームを去ったこともあり同年以降は正捕手として出場した。
2015年にFAを行使。SKとの交渉は決裂し、他球団移籍を選択した。
LG時代
2016年11月29日に4年32億ウォン(オプション2億ウォン)の条件でLGツインズに移籍した。彼の補償選手には崔承浚が選ばれた。
だが、強打をセールスポイントにしながらLG時代の通算安打数は2桁、また通算本塁打数がわずか5本にとどまるなど1軍での活躍は非常に少なく、ポストシーズンで活躍した2016年を除けば明確な活躍を見せることができなかった。
2019年で4年契約が切れLGから自由契約となった。
斗山時代
2020年より斗山ベアーズと契約。
2020年は朴世爀のバックアップとして開幕を一軍で迎えた。さらにシーズン途中でライバル捕手の李興練がチームを去ったためその役割が増加。
しかしシーズン後半になると故障で出場機会が減少し、シーズン後に現役引退を発表した。
SSG時代
2021年3月18日、引退を撤回して古巣のSK改めSSGランダースと育成選手として契約した が、シーズン終了後の11月に自由契約となった。
現役引退後
2022年、SSGランダースのコーチとなり指導者に転身。2024年からはロッテ・ジャイアンツのコーチとなる。
プレースタイル・人物
斗山時代の応援歌は名前の読み方が似ている鄭振浩が使っていたものの流用である。
詳細情報
年度別打撃成績
背番号
- 42 (2001年 - 2003年、2007年 - 2019年)
- 22 (2004年)
- 58 (2020年)
- 28 (2021年)
- 82 (2022年 - 2023年)
- 73 (2024年 - )
脚注
外部リンク
- 通算成績 (朝鮮語)




