ザック・スチュアート・リッテル(Zack Stuart Littell, 1995年10月5日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州メバイン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのタンパベイ・レイズ所属。
メディアによっては「リテル」と表記されることもある。
経歴
プロ入りとマリナーズ傘下時代
2013年のMLBドラフト11巡目(全体327位)でシアトル・マリナーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・マリナーズでプロデビュー。10試合(先発7試合)に登板して0勝6敗1セーブ、防御率5.94、28奪三振を記録した。
2014年はアパラチアンリーグのルーキー級プラスキ・マリナーズでプレーし、13試合に先発登板して5勝5敗、防御率4.52、64奪三振を記録した。
2015年はA級クリントン・ランバーキングスでプレーし、21試合に先発登板して3勝6敗、防御率3.91、84奪三振を記録した。
2016年はA級クリントンとA 級ベーカーズフィールド・ブレイズでプレーし、2球団合計で28試合(先発27試合)に登板して13勝6敗、防御率2.66、156奪三振を記録した。
ヤンキース傘下時代
2016年11月18日にジェームズ・パゾスとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。
2017年は傘下のA 級タンパ・ヤンキースとAA級トレントン・サンダーでプレーした。
ツインズ時代
2017年7月30日にハイメ・ガルシアとのトレードで、ディートリック・エンスと共にミネソタ・ツインズへ移籍した。移籍後は傘下のAA級チャタヌーガ・ルックアウツでプレーし、移籍前を含めた2球団合計で27試合(先発25試合)に登板して19勝1敗、防御率2.12、142奪三振を記録した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした。
2018年は開幕をAA級チャタヌーガで迎え、AAA級ロチェスター・レッドウイングスを経て6月5日にメジャー初昇格を果たした。同日のシカゴ・ホワイトソックス戦にて先発でメジャーデビュー(3回を6失点で敗戦投手)。この年メジャーでは8試合(先発2試合)に登板して0勝2敗、防御率6.20、14奪三振を記録した。
2019年は29試合に登板して6勝0敗、防御率2.68、32奪三振を記録した。
2020年9月16日にマイナー契約となった。オフの11月2日にFAとなった。
ジャイアンツ時代
2021年2月3日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。シーズン開幕後、4月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。このシーズンはリリーフの一角として63試合に登板し、防御率2.92、4勝0敗という成績を残した。
2022年シーズンは昨年より成績を落とし、33試合登板で防御率5.08という成績であった。9月12日のアトランタ・ブレーブス戦では、降板の際に監督のゲーブ・キャプラーに対し反抗的な態度を取り、翌13日にマイナー降格となった。11月9日に40人ロースターから外れ、翌10日にFAとなった。
レッドソックス時代
2023年1月12日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだが、5月5日に金銭トレードでボストン・レッドソックスへ移籍し、翌6日にアクティブ・ロースター入りした。レッドソックスでは2試合に登板するも、3回3失点で防御率9.00と結果を残せず、同月10日にDFAとなった。
レイズ時代
2023年5月12日にウェイバー公示を経てタンパベイ・レイズへ移籍した。
投球スタイル
最速97.9mph(約157.6km/h)を計測するフォーシームが投球の約半分を占める。変化球は、スライダーとスプリットを投げる。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
背番号
- 52(2018年 - 2020年、2023年 - )
- 56(2021年 - 同年途中)
- 46(2021年途中 - 2022年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 L
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Zack Littell stats MiLB.com (英語)
- Zack Littell (@z_littell) - X(旧Twitter)
- Zack Littell (@z_littell) - Instagram




