ザ・ナショナル (The National) は、アメリカのインディー・ロックバンド。1999年にオハイオ州シンシナティで結成され、現在はニューヨークのブルックリンを拠点に活動している。

2007年の4thアルバム『Boxer』で世界的に知られるようになり、2010年の5thアルバム『High Violet』の成功で北米インディーシーンを代表するバンドとなる。6thアルバム『トラブル・ウィル・ファインド・ミー』(2013年)は前作に続き全米チャートで3位を記録、第56回グラミー賞のオルタナティヴ・ミュージック・アルバムにノミネートされた。2016年にはレオナルド・ディカプリオ主演の映画『レヴェナント 蘇えりし者』のサウンドトラックをドイツのエレクトロニック・アーティストのカーステン・ニコライや坂本龍一と共作したことが話題となる。2017年には7thアルバム『スリープ・ウェル・ビースト』をリリース、前作に続き第60回グラミー賞にノミネートされる。2019年には8thアルバム『I Am Easy to Find』を発表した。

来歴

2001年、セルフタイトルのデビューアルバムをリリース。同アルバムはデスナー兄弟らが設立したBrassland Recordsの最初のリリースでもある。2003年に2ndアルバム"Sad Songs for Dirty Lovers"、2004年にEPの"Cherry Tree"をリリースした後、ベガーズ・バンケット・レコードと契約する。

2005年に発売した3rdアルバム「アリゲーター」は評論家に絶賛され、続く2007年リリースの4thアルバム「ボクサー」は全米68位を記録した。その後、ベガーズ・グループの再編に伴い4ADに移籍。2010年にリリースされた5thアルバム「ハイ・ヴァイオレット」は全米3位、全英5位を記録しブレイクを果たした。

2013年5月、6thアルバム「トラブル・ウィル・ファインド・ミー」をリリース。アメリカでは発売初週に75,000枚を売り上げ、Billboard 200チャートで3位にランクインした。

メンバー

フロントマンのマット・バーニンガーと双子のデスナー兄弟、そしてデヴェンドーフ兄弟からなる5人組である。

  • マット・バーニンガー (Matt Berninger) - ボーカル。「EL VY」というユニットでも活動を行う。
  • アーロン・デスナー (Aaron Dessner) - ギター、キーボード
  • ブライス・デスナー (Bryce Dessner) - ギター。RadioHeadのジョニー・グリーンウッドとスプリットアルバムを出すなどの活動も行う。
  • スコット・デヴェンドーフ (Scott Devendorf) - ベース
  • ブライアン・デヴェンドーフ (Bryan Devendorf) - ドラム

ディスコグラフィ

アルバム

EP

  • Cherry Tree EP (2004年)
  • The Virginia EP (2008年)

来日公演

  • 2011年
    • 11月9日 東京 duo Music Exchange
  • 2014年
    • 2月16日 東京 STUDIO COAST - Hostess Club Weekender

脚注

外部リンク

  • 公式サイト
  • ホステス・エンタテインメント内サイト

楽天ブックス Boxer ザ・ナショナル 4580211852750 CD

ザ・ナショナル、来たる新作より新曲“New Order TShirt”の音源が公開 NME Japan

Yahoo!オークション ナショナル

Famima Hobby Room「ファミマーの趣味の部屋」 ファミコンの部屋

【新しくなった誌面で、世界にもっとワクワク】ナショナル ジオグラフィック日本版|日経ナショナル ジオグラフィックのプレスリリース