賀島 重郷(かしま しげさと)は、江戸時代中期の徳島藩家老賀島家5代当主。

父は蜂須賀家家老・賀島重玄。母は水野成貞の娘。正室は蜂須賀綱通の養女(水野成之の娘)。養子は賀島政之。通称は主水。

生涯

万治元年(1658年)、賀島重玄の子として生まれる。寛文3年(1663年)、江戸に出府して幕府の証人となる。寛文5年(1665年)、大名家臣の証人制度廃止により江戸から帰国する。

寛文12年(1672年)、徳島藩主・蜂須賀綱通より部屋住料として2000石を給される。延宝8年(1680年)、父の死去により家督と知行1万石を相続する。天和2年(1682年)、徳島藩主・蜂須賀綱矩の領内巡見の供をする。天和3年(1683年)、仕置家老を拝命する。

貞享元年(1684年)、病により仕置家老を辞任。貞享2年(1685年)8月29日、死去。享年28。家督は従弟の政之が養子となって相続した。

系譜

  • 父:賀島重玄
  • 母:水野成貞の娘
  • 正室:蜂須賀綱通の養女(水野成之の娘)
  • 養子:賀島政之

参考文献

  • 「阿南市史」

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