中村 弘道(なかむら ひろみち、1961年11月1日 - )は、三重県伊勢市出身の元プロ野球選手(投手)。

来歴・人物

宇治山田商業高では、2年生の時にエースとして1978年夏の甲子園に出場。1回戦で南陽工業高の津田恒美と投げ合うが完封負け。翌1979年春季中部大会に進むが、1回戦で静岡学園高に敗退。同年夏は県予選準々決勝で上野高に敗れ、甲子園には出場できなかった。高校時代に完全試合を2度経験している。

高校卒業後は、社会人野球の北海道拓殖銀行に入社。1984年の都市対抗野球では高校先輩の竹内昭文(のち法大、シダックス監督)とバッテリーを組む。1回戦では四国銀行から6連続三振を奪い、竹内の満塁本塁打もあって快勝。2回戦でも先発し川崎製鉄水島を降す。準決勝では日産自動車の久保恭久と投げ合うが惜敗した。

1985年のプロ野球ドラフト会議で南海ホークスから2位指名を受け入団。

プロ1年目の1986年から中継ぎとして14試合に登板し、翌1987年も中継ぎで10試合に登板する。1988年は一軍登板機会がなく、翌1989年6月に白井孝幸と共に西村英嗣・江本晃一との交換で中日ドラゴンズに移籍する。しかし、あまり登板機会に恵まれず、同年限りで現役を引退した。

全日本大学野球連盟学生野球指導登録者。

詳細情報

年度別投手成績

記録

  • 初登板:1986年6月21日、対近鉄バファローズ9回戦(大阪スタヂアム)、8回表1死から4番手で救援登板・完了、1回2/3を1失点

背番号

  • 10 (1986年 - 1989年途中)
  • 42 (1989年途中 - 同年終了)

脚注

関連項目

  • 三重県出身の人物一覧
  • 福岡ソフトバンクホークスの選手一覧
  • 中日ドラゴンズの選手一覧
  • 津田恒美(南陽工時代、第60回全国高等学校野球選手権大会で中村と初戦で投げ合う)

外部リンク

  • 個人年度別成績 中村弘道 - NPB.jp 日本野球機構

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