マチュー・アマルリックMathieu Amalric、1965年10月25日 - )は、フランスの俳優、映画監督。二枚目俳優として知られる。

来歴

オー=ド=セーヌ県ヌイイ=シュル=セーヌ出身。父親はフランス人の「ル・モンド」紙の記者、母親はユダヤ系ポーランド人の文芸批評家。

1984年に『Les Favoris de la lune』映画デビュー。1996年公開の『そして僕は恋をする』や『犯罪の系譜』で人気を博し、前者の作品でセザール賞有望若手男優賞を受賞。1997年には『Mange ta soupe』で映画監督デビューをしている。2004年公開の『キングス&クイーン』と2007年公開の『潜水服は蝶の夢を見る』でセザール賞主演男優賞を受賞。『潜水服は蝶の夢を見る』はアカデミー賞に4部門でノミネートされアメリカでも彼の名が知られるようになった。

近年はアメリカ映画にも出演しており、2005年公開の『ミュンヘン』の情報屋のルイや、2008年公開の007シリーズ第22作目『007 慰めの報酬』の悪役ドミニク・グリーンを演じた。

2010年公開の監督作品『さすらいの女神たち』が第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、監督賞を受賞するとともに、国際映画批評家連盟賞を受賞。

プライベート

私生活では元妻の女優兼歌手ジャンヌ・バリバールとの間に男児が2人、同棲していたガールフレンドの作家との間にも2007年生まれの息子が1人いる。

2015年以降、カナダ人ソプラノ歌手バーバラ・ハンニガン(fr)と交際している。

主な作品

出演

監督

  • Mange ta soupe (1997年)
  • Le Stade de Wimbledon (2001年)
  • La Chose publique (2003年)
  • さすらいの女神たち Tournée (2010年)
  • 青の寝室 La Chambre bleue (2014年)

参照

外部リンク

  • マチュー・アマルリック - allcinema
  • マチュー・アマルリック - KINENOTE
  • Mathieu Amalric - IMDb(英語)

下山隆 on Twitter

マチュー・アマルリックは俺の嫁(全画像表示)

【特別企画】『Zorn III(20182022)』上映&マチュー・アマルリック監督トーク ‹ 上映作品 ‹ 出町座

何が現実かわからない内容にうんざりした「彼女のいない部屋」 キネマ画報

マチュー・アマルリック